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企画展「越境する仮面文化-ペルシャ・アラビア湾岸地域の女性たち」(9/14-10/30、AA研)
2020年9月14日 @ 10:00 - 2020年10月30日 @ 16:30
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ペルシャ・アラビア湾沿岸地域には、古くから伝わるムスリム女性の仮面着用文化があります。初潮もしくは結婚後から生涯にわたって着用されるこの仮面は、ブルカまたはバトゥーラと呼ばれ、個々の女性のアイデンティティ表象や社会変遷と密接に関わりあいながら変化・発展してきました。また、東アフリカ地域への仮面文化の伝播や、インドでの仮面生地の製造のように、周辺地域との関係においても重要な役割を果たしてきました。1970年代より、徐々に着用者の数は減少の一途をたどってきた一方、近年では若い世代を中心にファッションの一部として復活しています。本展では、湾岸アラブ諸国や南部イランで仮面を着用してきた女性たちの声や体験談を中心に、一般的に解釈されている「イスラム教徒のヴェール」という側面だけでは語りきれない仮面文化の多様性に迫ります。
日時
2020年9月14日(月)-10月30日(金) 10:00-16:30
(休場日:土日祝日)
会場
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所資料展示室(1F)
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
*チラシはこちらからDLしてください
チラシ表
チラシ裏
最寄駅:西武多摩川線 多磨駅
JR中央線「武蔵境駅」のりかえ,西武多摩川線「多磨駅」下車,徒歩5分
改札を出たら左折,線路下の地下通路を通り抜けると前方に大学が見えます
言語
日本語(一部英語、アラビア語、ペルシア語案内あり)
共催
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構現代中東地域研究推進事業)
科研費新学術領域研究「トランカルチャー状況下における顔・身体学の構築ー多文化をつなぐ顔と身体表現」(1901)
申し込み
来場自由、申し込み・事前登録不要
*来場に際してのお願い
・Covid-19の感染拡大防止のため、体調の悪い方のご来場はご遠慮ください、
・来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
・入り口での手指の消毒をお願いしております。
問い合わせ先
aa_nihu_event[at]tufs.ac.jp(←[at]を@に置き換えてください。)
◼️関連イベント
講演会
①2020年10月5日(月)16:00開始 17:00終了
②2020年10月10日(日)14:00開始 15:00終了
*詳細未定/近日中に公開いたします